ウィズコロナ時代の旅について考える旅行情報サイト「たびひと」です。新型コロナウィルスの影響により、もう1年以上海外へ旅行していない人が大半になってきました。東京オリンピック・パラリンピック開催を目前にして、そろそろ羽田空港も人の出入りが活発になってくると予想されます。関東甲信地方が梅雨入りした6月14日に羽田空港国際線ターミナル(第3ターミナル)を訪ねてみました。筆者自身15カ月ぶりの空港です。空港内店舗の営業状況を中心に、現在の羽田空港の様子をお伝えします。(尚、お伝えできるのは出国前の出発ロビーと到着ロビーのみです。出国手続き後のターミナルやサテライトの様子は別途ご報告します。)
閑散とした出発ロビー
座る人もいない待機エリア
第3ターミナル3階 出発ロビー
現在も日本航空・全日空・デルタ航空などは国際線を就航させていますが、その便数は非常に限られています。実際に出発ロビーを見回しても、稼働していない航空会社カウンターが大半です。若干の人の流れはありますが、旅客よりも空港スタッフの方がより多く目立ちます。コロナ前の賑やかさを伺うすべもないですが、空港内店舗はそれなりに営業しています。
1.両替所
みずほ銀行両替所 ATMも含め、営業中です。ただし、窓口は1ブースだけ開けていました。なんと!24時間営業です。
SMBC信託銀行 こちらも24時間営業中です!
2.喫煙所
緊急事態宣言中でも律儀に喫煙所を開けておくのが、日本の空港の奥ゆかしさです。三密を避けるため、定員は3名に絞っています。ただし、出発ロビーに2カ所ある喫煙室のうち、1ヶ所は閉鎖になっていました。
3.コンビニ・ドラッグストアなど
モノレール乗降口に近いセブンイレブンは営業中でした。
マツキヨも営業中です。
セブンイレブンの隣にあるLaOXも営業していました。
4.手荷物宅配会社
空港宅配会社JAL ABCもしっかり営業中です。荷物の多い人は事前に自宅から荷物を発送して、空港で受け取ることができます。
5.海外旅行傷害保険 取り扱い保険会社
東京海上日動と損保ジャパンの2社が営業中です。営業時間に注意。
6.団体受付カウンター
コロナ前は大勢の団体客で賑わった団体受付カウンター。今は無人です。
第3ターミナル4階 レストラン・ショップ街
思っていた以上の飲食店が営業していました。空港職員の食事場所としても機能している様子です。
営業店舗と営業時間一覧。20時まで営業している店はハワイ便向けでしょうか。
ラーメン屋せたが屋。添乗の時は、出発前の腹ごしらえでお世話になっています。
吉野家とモス。 営業中!
ちょっぴりお高いありそ鮨し。
吉野家とモスの前面にある、オープンエリア。少し気になるのは、感染対策がきっちりできていないこと。アクリル板の設置もありません。
軽めの食事やお茶は「カフェカーディナル」ここもアルコール消毒は置いてあるけど、感染対策が今一つできていない。
土産物屋も営業中です。
第3ターミナル2階 到着ロビー
無人の到着ロビー。警備のお巡りさんがポツンと寂しそうでした。
1.両替所
到着ロビー両替所。こちらは外貨から日本円への両替が中心です。ここも24時間営業中です。
2.喫煙所
本当に日本の空港の喫煙者への気遣いには頭が下がります。到着ロビーの喫煙所は4名までの入室制限になっています。
3.レンタカーカウンター
日本の水際対策として、帰国者は公共交通機関の利用ができません。乗り捨てのレンタカーを利用せざるを得ない帰国者も多いはずです。
4.到着ロビー内喫茶店
待ち合わせ用の喫茶スペース「タリーズ」。ここも感染対策が今一つできていません。席と席の間のアクリル板など一切無いのです。羽田空港はこんなに寛大で大丈夫なのでしょうか?
<出国審査後の免税店やレストランの営業状況について(お詫び)>
新型コロナウィルスの影響で、昨年3月より空港を利用する旅客は大幅に減少しました。就航便もまだまだ少ない状況の中、空港内で営業を継続している店舗は大変な思いをしていると思います。ワクチン接種が進み、一日も早い海外旅行の復活を待つばかりです。今回は「外側」の店舗の営業状況だけに終始してしまったことをお詫び申し上げます。帰国後の14日間の自宅待機措置が緩和されない限り、海外へ飛ぶことは難しいため、今は出国審査後の出発ターミナルやサテライトの様子をお伝えすることができません。免税店やブランドショップ・レストラン・両替所の営業状況については、東京国際空港ターミナル株式会社が発表するこちらの営業案内をご参照ください。
https://www.midpac.co.jp/wp/hndapt-dfs/
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