【2022年10月20日追記】韓国政府は、ビザなし渡航(K-ETA申請)の期限を再度延長する旨、発表しました。今回の延長措置に期限は設けられていません。
ビザなし入国が許可され、観光目的での渡航が可能になった韓国ですが、更に韓国入国時の水際対策が緩和されることになりました。
韓国政府は、入国後翌日までに検査することを義務としていたPCR検査を、2022年10月1日より廃止する旨発表しました。日本から韓国へ渡航する場合、日本出発前のPCR検査は既に廃止されていましたが、韓国入国後のPCR検査も廃止されることにより、観光目的での韓国渡航に対する検疫上の制限は無くなることになります。また、一時期は韓国大使館・領事館前に大行列を作っていた観光ビザ申請は、既に不要となっています。
目次
韓国入国にあたり、ワクチン接種履歴は不要
大韓民国大使館の情報によれば、外国人が韓国へ入国する際は「ワクチン接種履歴・ビザの種類を問わず海外入国者は隔離期間なし」(陽性者は隔離)と規定されています。ワクチン未接種者も証明書なしで韓国へ入国することが可能になっています。ただし、日本帰国時にはワクチン接種証明書を提示する必要があります。ワクチン接種を3回完了していない渡航者は、韓国でPCR検査陰性証明書を取得する必要がありますので、注意してください。日本帰国時の水際対策情報はこちらを参照してください。
10月1日以降、韓国渡航に必要な手続き
- K-ETA(電子渡航認証システム)の登録
- Q-CODEの事前登録
*K-ETA及びQ-CODEの概要及び登録方法については、こちらの記事を参照してください。
K-ETAの偽サイトにご注意ください
K-ETA申請にあたり、正規の申請ページ以外に民間の代行会社が本物と似通った非常に紛らわしいサイトを作成して、誘導するケースが多発しています。高額の手数料の支払いを求められたり、代行詐欺などが懸念されており、大韓民国大使館も警告を発しています。くれぐれも偽サイトに誘導されないように、注意してください。K-ETAの正規サイトはこちらです。
K-ETAの登録期限は延長されるか?
K-ETAの登録に関して、韓国政府は10月末日入国分まで日本人の登録申請を認めていますが、11月以降この措置が延長されるかどうかについては、まだ正式な発表がありません。ただし、日本政府も水際対策の緩和策として、10月11日より外国人のビザなし渡航を認める措置を発表していますので、韓国政府もこれにならいK-ETAの登録期限を無期限に延長する確率が高いと予想されます。
【2022年10月20日追記】韓国政府は、ビザなし渡航(K-ETA申請)の期限を再度延長する旨、発表しました。今回の延長措置に期限は設けられていません。