ハワイ旅行いつから行ける? ハワイへ旅行するために必要な書類一覧【出発準備編】

出入国情報(日本)

ハワイ旅行いつから行ける? ハワイへ旅行するために必要な書類一覧

コロナ下でもいち早く外国人に門戸を開いたハワイ州ですが、隔離免除で到着初日から自由に行動するためには一定の条件があります。その概要をお伝えします。

  • 【2021年11月4日付、情報を更新しました。⇒ハワイ州セーフトラベルズプログラムの登録は不要になります。】
  • 【2021年10月16日付、一部情報を更新しました】
  • 【2021年9月13日付 一部情報を更新しました】

*米国政府は2021年11月8日以降、全ての外国人に対し、ワクチン接種が完了していることを入国の必須条件としました。2度のワクチン接種が完了し、ワクチン接種証明書を取得しないと、ハワイへの入国ができなくなります。

11月8日より米国(アメリカ)渡航の際は、ワクチン接種完了が入国の必須条件として義務化に。

*ハワイ州知事は米国の入国条件変更に伴い、ハワイ州セーフトラベルズプログラムの登録を免除する旨、発表しました。詳細は、以下の記事をご参照ください。

ハワイ、入国手続き簡素化へ。11月8日以降の入国条件変更で、セーフトラベルズプログラムの登録が不要に。

ハワイ州セーフトラベルズプログラムについて【⇒2021年11月8日以降、手続きは不要になります】

ハワイ州は全ての渡航者に向けて「ハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)」を導入しました。渡航者の旅行情報及び渡航前の健康状態を把握することにより、渡航者のみならずハワイ州民やハワイ在住者の健康と安全を守るためのプログラムです。このプログラムを履行することによって、渡航者は10日間の自己隔離を免除され、到着初日からホノルルを含むオアフ島内での自由な移動が認められます。

1.ログイン画面からユーザーアカウントを作成

ハワイへ旅立つための第1歩。ハワイ州セーフトラベルズプログラムへの登録手順を解説します。この手続きを経ることによって、渡航者は到着初日から自己隔離をせずに、自由にハワイでのバケーションを満喫することが出来るようになります。まずはハワイ州セーフトラベルズプログラムにアクセスし、ログイン画面からユーザーアカウントを作成します。(https://travel.hawaii.gov/#/)

  1. インターネットエクスプローラーでは閲覧できません。グーグルクロームやサファリ等を利用してください。
  2. Eメールアドレスはスマートフォンで受信できるアドレスを入力してください。
  3. 画面右上に「言語」を選択するタブがあります。日本語を選択すると分かりやすいです。
  4. ただし、フォームに記入する各項目は全てアルファベット(半角英数字)で記入する必要があります。
  5. 具体的な流れは左側に表示される解説動画を参照してください。全体像を把握できます。
  6. 18歳以上の渡航者は必ず一人1アカウントの登録が必要になります。
  7. 18歳未満の同行者がいる場合は、代表者のアカウント内に複数名の登録が可能です。
  8. 登録にはショートメッセージが受信可能な携帯電話番号が必要です。
  9. アカウント作成手順と記入例はこちらのPDFを参照してください。実際に申請される方は必ず事前に目を通してください。

2.Trips(旅行情報)の入力

アカウントの設定が終わったら、次は具体的な旅行情報を入力します。必要項目は以下の通りです。

  1. 入国情報(ハワイ到着日・到着地・利用航空会社及び便名・出発地・パスポート番号等)
  2. 出国情報(ハワイ出発日・出発地・利用航空会社及び便名等)
  3. ハワイ滞在先の情報(滞在ホテル名・郵便番号・住所・電話番号等)
  4. アンケート(任意)

3.新型コロナウィルスのPCR検査陰性証明書の取得

これがハワイ渡航前の一番の関門かもしれません。日本からハワイへ旅行する渡航者は、日本を出発する72時間以内にハワイ州保険局が指定する日本国内の医療機関で、PCR検査を含む核酸増幅検査(NTA)を行い、ハワイ州保険局が指定する陰性証明書(英文)を提示する必要があります。この陰性証明書を提示することにより、ハワイでの10日間の自己隔離が免除されます。

  1. 例えば7月10日の夜8時に日本を出発する場合は、7月7日の夜8時以降にPCR検査を受ける必要があります。出発日までの間に週末や連休が絡む場合は、土・日・祝祭日も検査を行っている指定医療機関で検査を受ける必要があるので、事前に営業日と営業時間を確認することをお勧めします。
  2. ハワイ州が指定する日本の医療機関以外の病院・クリニック等で取得した陰性証明書は無効です。
  3. 陰性証明書は英文で作成する必要があります。
  4. 家族連れの場合、5歳以上の子供も陰性証明書の取得・提示が必須となります。(ハワイ州が指定する日本の医療機関の証明書)
  5. 2歳~4歳の幼児も陰性証明書の取得・提示が必須となります。(ハワイ州が指定する医療機関以外の証明書でも可・但し英文)
  6. 検査を受ける際には必ずご自身のパスポートもしくはパスポートコピーを持参してください。パスポートの英文表記名と陰性証明書の英文表記名が異なっていると、陰性証明書は無効になってしまいます。
  7. ハワイ州が指定する医療機関及び詳細はこちらを参照してください。

ハワイ旅行に必要なPCR検査陰性証明書。取得費用はいくらかかる?

4.PCR検査陰性証明書をアップロードする

PCR陰性証明書が取得できたら直ちに陰性証明書をアップロードする必要があります。この書類は非常に重要になりますので、くれぐれも取り扱いにはご注意ください。

  1. 陰性証明書はアップロードして終わりではありません。紛失や破損には十分気を付けてください。入国時に陰性証明書の「原本」が必要になります。原本を持参しないと10日間の自己隔離となってしまいます。渡航中も「原本」はいつでも提示できるように常にパスポートと一緒に携行してください。
  2. アップロードが可能な陰性証明書はハワイ州が認可している日本の指定医療機関が発行した英文の陰性証明書のみになります。
  3. 認可外の陰性証明書をアップロードした場合は、自己隔離対象となります。
  4. 陰性証明書に記載された名前と「パスポート」の英文表記名が一致していることを確認してください。
  5. アップロードする陰性証明書はA4サイズ1枚のみです。必ず「PDF」様式に変換してからアップロードしてください。
  6. 陰性証明書のスクリーンショットやスマホのカメラで撮影したもの(jpegなど)はアップロードできません。
  7. 万が一、偽造された陰性証明書を提出した場合は違法になります。(多分二度とハワイへは行けなくなります)

陰性証明書のアップロード手順についてはこちらのPDFを参照してください。

5.Travel Health Questionnaire(健康状態に関する申告フォーム)の入力

いよいよ佳境に入ってきました。PCR検査陰性証明書をアップロードし、出発日の前日になった段階でHealth Questionnaireに必要事項を記入します。これが最後の関門になりますが、記入後にハワイ滞在中に携行必携なQRコードが発行されますので、最後まで気を抜かずにしっかり記入しましょう。この段階で発熱など体調が思わしくない方は渡航を断念することを強くお勧めします。申請画面の最後に申告内容に虚偽が無いかどうかを誓約する画面が表示されます。くれぐれもご注意ください。

  1. この申告フォームは渡航前最後の健康チェックになります。質問を良く読んで適切に回答してください。
  2. 基本的に4つの質問項目は全てNO(いいえ)にチェックしてください。
  3. 最後に誓約書にサインを求められます。PCの場合はマウスで、スマホの場合は指かタッチペンで署名をし、承認ボタンを押します。

誓約書にサインをし、申告が完了すると登録したメールアドレスへQRコードが添付されたメールが届きます。ハワイへ持参する携帯電話にQRコードをダウンロードして、滞在中は必ず携行してください。携帯電話に不具合が生じた時の備えとして、QRコードはプリントアウトして陰性証明書原本と一緒に保管・携行することをお勧めします。

申告フォームへの具体的な入力方法とQRコードの表記例はこちらのPDFを参照してください。

そして、最後の確認事項「ESTA」の有効期限は残っていますか?

最後に忘れてはならないのが、ESTA(米国ビザ免除プログラム)の確認です。ハワイ(米国)入国の際にはESTAの取得が必須となっています。コロナウィルスの影響でほとんどの日本人は1年以上海外旅行ができない状態が続いています。ESTAの有効期限は取得から2年間ですが、大半の人は期限が切れているはずです。有効期限の確認はこのサイトで確認することが出来ます。渡航を予定していて、有効期限が切れている方は早めにESTAを取得しましょう。

ESTA公式サイト  https://esta.cbp.dhs.gov/

ESTA(米国ビザ免除プログラム)有効期限の確認方法

いかがでしたか? たったこれだけ(?)の手続きであなたも観光目的でハワイへ行くことが可能になりました。QRコードとESTAを取得すれば最大で90日間ハワイへ滞在することができます。長期滞在型のコンドミニアムを探してハワイでリモートワークすることも夢ではありません。と、言っても日本帰国後の水際対策は現在も継続中です。この14日間自宅待機ルールはまだ解除にならないので、今は「お金」と「時間」に相当余裕のある人限定になってしまいます。

日本帰国後の自宅待機(自己隔離)期間が14日間から10日間へ短縮。日本の水際対策、10月から条件付きで緩和へ。

注:2021年9月13日よりホノルル市長は「セーフアクセスオアフ」プログラムを発令しました。詳細は、以下の記事をご参照ください。

感染拡大が止まらないハワイ州オアフ島。ホノルル市長が「セーフアクセスオアフ」を発令へ。

公式サイト情報集

ハワイ州観光局が発信する公式サイトのURLは以下の通りです。合わせてご参照ください。

ハワイ旅行いつから行ける? 出発空港でのプリクリアランス手続きとは?【出発当日編】

日本への帰国準備。帰国前にハワイで準備が必要な手続きと書類一覧

海外渡航情報は絶えず変化しています!

新型コロナウィルス感染状況の変化により、日本のみならず、世界中の国々が頻繁に隔離政策や出入国情報を変更・訂正しているのが現状です。当サイトでは最新の情報をお伝えするべく、日々情報の更新を行うよう努めておりますが、各国政府の政策発表がその更新スピードを上回るケースも見受けられます。実際に海外へ渡航する予定のある方は、外務省・厚生労働省・法務省・在外日本国大使館・JETRO・JICA・各国の政府観光局・利用予定航空会社などが発表する最新情報を必ず確認していただき、絶えず情報を修正することを強くお勧めします。理由の如何に関わらず、当サイトに掲載されている情報によって生じるいかなる損害についても、編集人および運営会社は責任を負わないものといたします。

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